不眠症

睡眠薬のODとは?過剰摂取による危険性と自己判断で増量しないための注意点

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睡眠薬の過剰摂取・ODとは

睡眠薬の過剰摂取とは、医師から決められた用量や、薬の添付文書に記載された用法・用量を超えて睡眠薬を飲んでしまうことです。

また、OD(オーバードーズ)も同様に、睡眠薬を含む医薬品を決められた量を超えて服用することを指します。

効果を早く得たい、眠れないから追加で飲みたいと自己判断で増量してしまう場合や、不安やストレス、つらさを抱えていることが背景となり、睡眠薬を多く飲んでしまう場合もあります。

睡眠薬の過剰摂取は、不安やつらさを根本的に解決する方法ではなく、意識障害や呼吸抑制など重篤な健康被害につながるおそれがあります

睡眠薬を過剰摂取するとどうなる?

睡眠薬を過剰摂取すると、強い眠気やふらつき、ろれつが回らない、判断力の低下や記憶があいまいになる、意識がもうろうとするなどの症状が現れることがあります。

さらに、重症の場合は呼吸が弱くなる、呼びかけへの反応が鈍くなるなど緊急性の高い症状につながることもあります

ただし、症状の現れ方は睡眠薬の種類や服用量、アルコールや他の薬との併用、年齢や体質などによって異なります。

異変を感じた場合は自己判断せず、医療機関へ相談することが大切です。

通常服用時に起こりうる眠気・ふらつき・健忘などについては、睡眠薬の副作用に関する記事も参考にしてください。

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睡眠薬の副作用とは?眠気・ふらつき・健忘など起こりうる症状を解説

睡眠薬の過剰摂取で特に注意が必要なケース

睡眠薬の過剰摂取は、特にアルコールを飲んでいる場合や、他の睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬・抗精神病薬・一部の鎮痛薬など、中枢神経に作用する薬を併用している場合は注意が必要です。

これらを一緒に服用すると、眠気や呼吸抑制などの作用が強まるおそれがあります。

また、高齢者の場合では薬が体内に長く残りやすく、眠気やふらつきなどの症状が強く出やすい傾向があります。

少しでも異変を感じた場合は自己判断せず、速やかに医療機関を受診しましょう。

持病がある方や体調が優れない方は、過剰摂取時のリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

睡眠薬を飲みすぎたときにしてはいけないこと

睡眠薬を飲みすぎてしまった場合は、自己判断でさらに追加服用しないことが重要です。

飲みすぎた後に飲酒することや、飲酒した状態でさらに睡眠薬を服用することも避けてください。

意識がはっきりしない状態では、自動車や自転車の運転、危険を伴う作業も控える必要があります。

眠気や不安、気分の悪さを抑えようとして、自己判断で他の薬を追加することも避けましょう。

また、無理に吐かせようとしたり、意識がもうろうとしている人を1人で放置したりすることも危険です。

不安な症状がある場合は、無理をせず医療機関や医師、薬剤師へ速やかに相談することが大切です。

すぐに医療機関へ相談したほうがよい症状

睡眠薬を過剰摂取した後に、呼びかけても反応が弱い、意識がもうろうとしている、呼吸が弱い・不規則になるといった症状がある場合は、医療機関への相談だけでなく必要に応じて救急要請も検討してください。

また、何度呼びかけても目を覚まさない、けいれんや嘔吐がある、転倒による怪我がある場合も緊急性が高い状態と考えられます。

自分で様子を見ようとせず、周囲の人がいる場合は協力を求め、速やかに医療機関へ相談しましょう。

服用した薬の種類や量、服用した時間が分かる場合は、受診時に伝えられるよう準備しておくと適切な対応につながります。

睡眠薬が効かないときに自己判断で増量してはいけない理由

睡眠薬の効果には、服用するタイミングや生活習慣、ストレス、睡眠環境なども影響するため、効きにくい原因が薬の量だけとは限りません。

自己判断で用量を増やすと、強い眠気やふらつき、意識障害などの副作用のリスクが高まるおそれがあります

また、薬の種類や服用状況によっては、呼吸機能の低下や意識障害につながる場合もあります。

意識がもうろうとした状態では転倒や誤嚥などの事故につながるおそれもあるため、効かない場合は自己判断で増量せず、医師や薬剤師へ相談しましょう。

睡眠薬の正しい服用タイミングや注意点については、睡眠薬の飲み方を解説した記事もあわせてご確認ください。

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睡眠薬の飲み方とは?正しい服用タイミング・注意点を解説

睡眠薬の過剰摂取・ODを防ぐためにできること

睡眠薬の過剰摂取やODを防ぐためには、医師から指示された用法・用量を守り、自己判断で追加服用しないことが重要です。

また、飲んだかどうか分からなくなるのを防ぐために、服用時間を手帳に記録したり、服薬管理アプリやお薬カレンダーで管理したりすると重複服用の予防につながります。

ほかの睡眠薬や市販薬を併用する場合は、事前に医師や薬剤師へ相談しましょう。

また、お薬手帳を活用したり、かかりつけ薬局を持つことで、複数の医療機関からの重複処方や飲み合わせを確認してもらいやすくなります。

睡眠薬が効きにくい、飲んだか忘れて不安になる、自己判断で増量したくなるといった場合は、早めに医師や薬剤師へ相談し、服用方法や薬の種類を見直すことが大切です。

睡眠薬の過剰摂取・ODに関するよくある質問

ここでは、睡眠薬の過剰摂取やODについて多く寄せられる質問をまとめました。

過剰に服用した場合の対応や危険性、過剰摂取を防ぐ方法など、気になりやすい疑問をわかりやすく解説します。

睡眠薬を1回分多く飲んでしまったらどうすればよいですか?

睡眠薬を1回分多く飲んでしまった場合は、自己判断でさらに追加服用しないようにしてください。


強い眠気やふらつき、意識がもうろうとする、呼吸が弱いなどの症状がある場合は、速やかに医療機関へ相談しましょう。

受診する際は、服用した睡眠薬の名前や量、服用した時間が分かるようにしておくと、適切な対応につながります。

睡眠薬を過剰摂取すると必ず重症になりますか?

睡眠薬を過剰摂取したからといって、必ず重症になるわけではありません。


症状の程度は、睡眠薬の種類や服用量、アルコールや他の薬との併用、年齢や体質などによって異なります。

ただし、強い眠気や意識障害、呼吸が弱くなるなど重い症状が現れることもあるため、軽く考えず異変を感じた場合は速やかに医療機関を受診してください。

睡眠薬の過剰摂取で後遺症が残ることはありますか?

睡眠薬の過剰摂取によって意識障害や呼吸機能の低下が起こった場合、低酸素状態や転倒、誤嚥などにより後遺症につながる可能性があります。


また、意識がもうろうとした状態では、転倒による頭部外傷や骨折、嘔吐物の誤嚥などの事故が起こるおそれもあります。

ただし、後遺症が残るかどうかは、服用した薬の種類や量、併用薬、発見までの時間、救急対応の早さなどによって異なります。

異変がある場合は、自己判断で様子を見ず、速やかに医療機関へ相談しましょう。

アルコールと一緒に睡眠薬を飲んでも大丈夫ですか?

アルコールと睡眠薬を一緒に服用することはおすすめできません。


アルコールには睡眠薬の作用を強める働きがあり、強い眠気やふらつき、判断力の低下、呼吸抑制などが起こるおそれがあります。

また、転倒や事故のリスクも高まります。

安全に睡眠薬を使用するためには、飲酒した日は自己判断で服用せず、不安がある場合は医師や薬剤師に相談するようにしてください。

睡眠薬の過剰摂取を防ぐ方法はありますか?

睡眠薬の過剰摂取を防ぐためには、医師や薬剤師の指示、または添付文書に記載された用法・用量を守り、自己判断で増量しないことが大切です。


飲んだかどうか分からなくなるのを防ぐために、服用時間を手帳に記録したり、服薬管理アプリやお薬カレンダーを活用したりすると、重複服用の予防につながります。

睡眠薬が効きにくいと感じた場合も、自分で判断せず医師や薬剤師へ相談しましょう。

参考サイト

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