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メトホルミンの禁忌とは?飲んではいけない人・注意が必要なケースを解説

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糖尿病治療薬

メトホルミンの禁忌とは?

メトホルミンの禁忌とは、重大な副作用のリスクが高まるため原則として服用してはいけない状態を指します。

メトホルミンは2型糖尿病の治療に用いられる医薬品ですが、すべての方に適しているわけではありません。

持病や現在の体調、服用中の医薬品によっては避けるべきケースがあります。

購入や服用を始める前に、自身が禁忌に該当していないか確認し、不安がある場合は医師に相談しましょう。

メトホルミンを飲んではいけない人・注意が必要な人

メトホルミンは多くの方に使用されている医薬品ですが、健康状態によっては服用を避けるべき場合や、慎重な判断が求められる場合があります。

とくに以下に該当する方は服用を避ける、または事前に医師へ相談することが大切です。

服用を避けるべき方

・乳酸アシドーシスの既往歴がある方
・重度の腎機能障害がある方
・重度の肝機能障害がある方
・重症感染症にかかっている方
・ショック状態の方
・重度の脱水状態にある方
・心不全や心筋梗塞などがある方
・下痢や発熱、嘔吐などで脱水を起こしやすい方
・妊娠中または妊娠している可能性がある方
・メトホルミンやビグアナイド系薬剤で過敏症の既往がある方
・過度にアルコールを摂取する方

服用に注意が必要な方

・低血糖を起こす恐れのある方
・軽度~中等度の腎機能障害のある方
・軽度~中等度の肝機能障害がある方
・高齢者
・その他の医薬品を服用している方
・授乳中の方

腎機能が低下している人

腎機能が低下している方は、メトホルミンの服用に注意が必要です

メトホルミンは主に腎臓から排出されるため、腎機能が低下すると体内に成分が蓄積しやすくなります

その結果、副作用のリスクが高まり、重篤な乳酸アシドーシスを引き起こす恐れがあります。

とくに慢性腎臓病と診断されている方や、透析治療を受けている方、過去の検査で腎機能の低下を指摘された方は注意が必要です。

腎機能が低下していると、メトホルミンが体内に残りやすくなる可能性があります。

肝機能に重い障害がある人

肝機能に重い障害がある方は、メトホルミンを服用できません

肝臓は乳酸の代謝に関わる臓器であり、肝機能が著しく低下すると乳酸が体内に蓄積しやすくなります。

その状態でメトホルミンを服用すると、重篤な副作用のひとつである乳酸アシドーシスの発症リスクが高まります。

また、過去に肝機能検査で異常を指摘されたことがある方は、ASTやALTなどの検査結果を確認しておくと良いでしょう。

肝機能の数値異常や肝疾患を指摘されたことがある方は、自己判断で服用せず医師に相談しましょう。

脱水・下痢・嘔吐・食事が取れない状態の人

下痢や嘔吐が続いている方、十分な食事や水分を摂取できていない方は、メトホルミンの服用に注意が必要です。

これらの症状が続くと脱水状態になりやすく、腎機能が一時的に低下することがあります

脱水は乳酸アシドーシスのリスクを高める要因のひとつとされているため、体調が優れないときは服用の可否を見直すことが大切です。

また、発熱や胃腸炎などによって、水分や食事を十分に摂れない場合も同様にリスクが高まります。

体調が回復していないときは無理に服用を続けず、医師に相談しましょう。

リスクが高まる可能性があるため、無理に服用を続けず医師に相談しましょう。

重い感染症・ショック状態・心不全などがある人

重い感染症やショック状態・重い心不全・心筋梗塞などがある方は、メトホルミンを服用できません

これらの状態では全身へ十分な酸素が行き渡りにくくなり、体内で乳酸が蓄積しやすくなります。

その状態でメトホルミンを服用すると、乳酸アシドーシスを引き起こす恐れがあります。

また、重症感染症や手術前後、重篤な外傷がある場合はインスリンによる血糖管理が望ましいです。

急な体調悪化や重い病気がある場合は服用を避けてください。

腎機能や脱水に影響する薬を服用している人

服用中の医薬品によっては、メトホルミンとの併用が適さない場合があります。

利尿薬やSGLT2阻害薬は体内の水分量を減少させる作用があり、脱水を引き起こす要因となります。

また、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は腎機能に影響を及ぼす場合があるため、併用には注意が必要です。

市販の解熱鎮痛薬にもNSAIDsが含まれていることがあるため、常用薬だけでなく一時的に服用している医薬品も確認しておくと良いでしょう。

常備薬・市販薬を使う場合、併用が問題ないか確認が必要です。

メトホルミン服用時に注意したいその他のケース

メトホルミンは、造影剤を用いた検査を受ける場合や高齢者、飲酒習慣がある場合にも注意が必要です。

これらは服用の継続可否や休薬の判断に関わることがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

服用時の注意点については以下の記事で解説しています。

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メトホルミンの飲み方|服用タイミング・回数・注意点を解説

メトホルミンの禁忌に関するよくある質問

ここでは、メトホルミンの禁忌や服用できない方に関してよく寄せられる質問をまとめました。

服用前に気になる点がある方は、参考にしてください。

健康診断で腎機能の数値が低かった場合は服用できますか?

腎機能の状態によって服用できる場合とできない場合があります。


重度の腎機能障害がある方や透析治療を受けている方は禁忌に該当します。


一方で、軽度から中等度の腎機能低下では服用できるケースもあるため、eGFRやクレアチニン値などの検査結果を確認したうえで判断することが重要です。

健康診断で異常がなくても禁忌に該当することはありますか?

健康診断で大きな異常がなくても、重い感染症や脱水状態、ショック状態など、その時の体調によってはメトホルミンを服用できないことがあります。


また、服用中の医薬品や既往歴が影響する場合もあるため、健康診断の結果だけで判断せず、現在の体調も確認しておきましょう。

禁忌に該当するか分からない場合はどうすればよいですか?

持病や服用中の医薬品がある方は、自身で判断せず医師や薬剤師に確認することが大切です。

とくに腎機能や肝機能に不安がある場合や、過去に大きな病気をしたことがある場合は注意しましょう。

一時的な体調不良でも服用を見直したほうがよいですか?

下痢や嘔吐、発熱などによって脱水状態になっている場合は注意が必要です。

脱水は乳酸アシドーシスのリスクを高める要因のひとつとされており、体調不良が続いているときは無理に服用を続けないことが大切です。

体調に異変を感じた際は自己判断せず、医師や薬剤師に相談してください。

参考サイト

当ページの情報は以下の参考サイトの情報を元に掲載しています。


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